ビアバーで口に合わないビールに出会った場合

毎年2月の第一金曜日は、有名なロシアンリバーブルーイングのPliney the Younger がリリースされる日です。私は今年はお店で仕事だったのですが(去年は並んだ!)噂は本当でした。 本当にお客様がヤンガーを求めてお店に来ました。

確かにリリースは今日なんですが、ボトルではないのですよ、と説明してお帰り頂くわけですが、お膝元の北カリフォルニアでこうなんですから、アメリカのクラフトビールブームはまだまだ浸透の余地あり、という感じがします。

さて、年もすっかり明けきったところですが(^_^) 皆様、2016年もどうぞよろしくお願いいたします!

私が修行中のWhole Foodsですが、昨年の秋口にレイオフがありそれに伴う異動などが周りでありまして、修行のつもりだった私も、全力で頑張らざるを得ない毎日です。

goodmorning, emi

 

 

 

 

 

 

(忙しい中でもスタッフは皆おちゃめ。出勤すると机にカワイイ挨拶が)

ブログを更新せねばと思いつつ、ホリデーシーズンに突入して毎日なんとかお客様に喜んで頂けるように仕事をし、終わったと思ったら、2月はスーパーボール!今年は特にカリフォルニアで開催されたため、街はお祭り騒ぎでした。

さて、FBでもちょっと書かせて頂きましたが、昨年12月28日から2週間程、日本に行っていました。

そこで今回のタイトル 〝ビアバーで口に合わないビールに出会った場合” です。

実は一軒、日本でクラフトビールを飲んだ場所で、頼んだビールの味がおかしかったんです。

何種類か頼んだうちの一杯だったんで(他のビールは大丈夫だった) おそらくその樽だけなんだと思います。グラスが汚いわけではなく、糖が残った、まだ若いままのビール。

さて、皆さんならどうしますか?

私がもしアメリカにいたら、ウェイター(ウェイトレス)に頼んで返品していたと思います。これは例えばIPAを頼んで〝ホッピー過ぎる” という理由であったとしても、アメリカでは返品できます。代金は請求されません。別のビールをもらうことができます。

でも日本では言いづらいですね。口うるさい客だと思われたくないですし、クラフトビールってこういうもの?と思う方もいるでしょう。ではなぜ、アメリカだと返品しようと思えるのか考えてみると、以下の理由が挙げられます:

1.飲食店でのチップ制

例えば頼んでビールの状態が悪いわけではなく、単に口に合わなかったとしても、交換を頼む人はいます。でもそういった場合に係の人が快く取り替えてくれた場合は、チップを多めに置きます。そうすることでお礼の気持ちを表すことが出来ますし、お店側に嫌な客だと思われるという心配もないでしょう(笑) 私の働くお店でも、購入して頂いたビールやワインが口に合わなかった場合は、返金します。(後述1)

2.サービスを提供する側も受ける側も 〝そういうことってあるよね” という受けが広い

アメリカでは日本に比べてサービスの悪さに驚くことが多いです。折り返し電話をしますといわれてもかかって来ない。 こちらからかけ直すと、担当者はすでに帰宅。 頼んだ商品が期日に届かない等々。アメリカではしょっちゅうです。 これは日本と違い移民の多い国で、それぞれがそれぞれの価値観で働くことに対して文句を言うのは間違っているという考えに基づいています。 ビールの劣化?担当者が不在?(後述2) そういうことってあるよね。交換しましょう。以上。

というわけで、つまり日本と違い

言いやすい

という事なんですが、これはとても重要なことです。

お店側が気づいていない劣化なのかもしれませんし、返すお客様がいたら理由を聞くことで、お店側も勉強になります。ブルワーの耳に入るかもしれない。ちなみにグラス一杯分を返品されるとさすがにロスが大きいので、ビアバーによっては小さなグラスで一口味見をさせてくれるところが多いです。

なんともおおらかな感じがしますが、こういったおおらかさも、アメリカのクラフトビアブームを後押ししていると思うのです。

決してアメリカ風が良いと言いたい訳ではなく(日本でチップ制を導入するのは不可能だと思われます)、現在の日本のクラフトビールブームのなか、私のような体験をする人は多いでしょう。それを日本ではどのように受け入れ、改善していくのか。 これは大切なテーマではないかと思った次第です。

みなさんは口に合わないビールに出会った場合、どうしてますか?

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今は日本の皆様に向けてBeer Study Groupのサイトで満足が行くビールがそろえられず、申し訳ありません。 とにかく今はアメリカで目の前のお客様に集中し、勉強している次第ですが、このサイトは ずっと続いていきます(^_^) クラフトビールは私達にとって、一生のテーマであり、勉強です。これからもたまにブログにお付き合い頂けましたら非常に光栄です。 どうぞ宜しくお願い致します。

(後述1) オーガニックのテキーラ(既に体にいいのか悪いのかワケ分からん商品ですが、アメリカのオーガニックブームはここまで来ています) を半分ほど飲んだボトルをお持ちになって 〝気分が悪くなったから” という理由で返品されたお客様がいました。お客さま、それは二日酔いでは? (返金しました)。

(後述2) 来月末から職場のチームメンバーである男性が育児休暇(男性なのでマタニティーではなく、英語でパタニティー(Paternity leave)と言います) を6週間取ります。日本でも何かと話題ですね、男性の育児休暇。現在チームに私を含めて女性は3人いますが、皆子供はいません。私達3人は今後子供を産むことはないかもしれません。ただ、これは日本もアメリカも同じだと思うのですが、子供を産むという選択、産まないという選択をしたとしても、育児休暇をとる人の仕事をカバーし、担当者不在の期間、お客様に理解を求めるという点で、私たちもお客様も、誰しもが子供のため、未来の為にがんばっているんですよね。

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