Category Archives: ブリュワリー

Pliny the Younger に挑戦!

クラフトビールブームのアメリカ。ある酒屋さんで
〝この間さ、ヤンガーくださいって来た人がいたよね。勉強してから来いって言いたいよ”
と話しているのを耳にしたのは数年前のこと。(店員さんを責めてはいけません。彼らは疲れているのです。毎年2月に同じ質問をそれこそ数百回も受けるみたいですよ!)

このヤンガーと言うのはカリフォルニアにあるロシアンリバーブルーイングが一年に一度提供するトリプルIPA、Pliny the Younger のことで、毎年発売の2月になるとお店の前が大行列になるビールなんです。 Continue reading

渋谷ヒカリエのビアカフェ&原宿・中目黒タップルーム

前回の続きです。

逗子の次に向かった先は、行ったことが無いところに行ってみたいという私のリクエストに、優しいゆみこさんが選んでくれたのが渋谷ヒカリエにある女性をターゲットにしたビアカフェ iBEER Le Sun Palm アイビア ル サン パルム。麦雑穀工房のお二人も初めてとのこと。平日の午後2時、ビールを飲んでいる人はいませんでしたが、店内は女性客でほぼ埋まっていました。男性は一人ではちょっと入りづらいでしょう。。 Continue reading

ヨロッコビールさん醸造所を見学

ぬるく暖かいカリフォルニアからこんにちは。
地球はどうしちゃったんでしょ?今日の予想最高気温は17度!去年の今頃は寒すぎてしもやけなんて出来てたんですが。。

さて、前回の続きです。日本へ行くなら、絶対に行きたいと思っていたブルワリーがもうひとつ。それは逗子にあるヨロッコビールさんです。

ヤッホーブルーイングさんへ行った翌日、麦雑穀工房のお二人の好意にまたまた甘え、湘南新宿ラインで電車の旅です!

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ヤッホーブルーイングさんに行ってきました

あけましておめでとうございます!(^_^)
今年も皆様にとって良い一年に、そして美味しいビールと楽しい出会いがある2015年になりますように。

さて、私たちは日本で年末年始を過ごし、いくつかの醸造所とパブにお邪魔してきました。

まずは長野県にあるヤッホーブルーイングさんについて。
ヤッホーブルーイングの皆さんは本当に勉強熱心で、メールで質問をお受けしたり、アメリカにいらっしゃる際にはビアバーでご一緒させて頂いたりと、私たちも沢山勉強させて頂いてます。

自分の休暇を使って会社が出店するビアフェスの為に渡米していた皆さん。
会社のお金で出張しているので、と、恐ろしいほどの安宿に泊まるれいさん
ビールのお話しの合間に、長野の美しい雪景色の写真を送ってくれる博士

皆さんのがんばりを良く知っている私たちは、もちろんヤッホーさんのファンです。

ファンとしては、やはり醸造所へ行かなくては!と毎年思っていたのですが、なんと麦雑穀工房のお二人が案内してくださることに。

楽しい道中♪ 途中の横川休憩で初の釜めし!(←遠足気分)

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カリフォルニアには無いハイウェイのサービスエリアにテンション上がりました。 Continue reading

Iron Springs Pub and Brewery ヘッドブルワーChristian Kazakoff氏インタビュー その③最終回

その①はこちら
その②はこちら

ビールは金賞。地球環境問題にも取り組み、地域貢献にも熱心。お客様は世代にわたって足を運んでくれるし、年に一度主催するビアフェスティバルには遠方からも人が、そしてブルワー達が集まる。まさにお手本とも言うべきパブ&ブルワリーだが、次の一手とは?

 

 

 

 

 

 

“ビジネスの面で言うと、もう少し広い場所が欲しいね。醸造数を増やせば置き場所が必要。ただその辺に置いておくわけにもいかないしね。”

Iron Springs Pub and Brewery は、元々ブルーパブだった場所を現オーナーが買い取り、スタートさせた。パブの面積が広くとられた作りは、確かに醸造には少々手狭である。

“僕個人的には、まったく退屈するということがないよ!醸造は楽しいし、ワイン樽を使ったビールやサワービールも造っている。時間がかかるけどね。楽しみは尽きないよ”

I love my job. 仕事が大好きだと言うヘッドブルワーの熱意に溢れた表情は、常に笑顔で輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に流行ると思われるスタイルは?という質問に対しては

“今、みんなヨーロッパの大昔のスタイルや、古いレシピにチャレンジしているね。アメリカはずっとヨーロッパの醸造を模倣し勉強してきた。ここ数年ようやくアメリカンスタイルと言えるものを確立したので、現在はその先にチャレンジしているといったところかな。日本も、クラフトビールブームの始まっている外国諸国も、同じようになるんじゃないかと思うよ”

これからもっと、ビールについて学びたい、知りたいと思う人が増えてくると思います。経験から、何かアドバイスはありますか?

“ わからないことがあったら、どんどん人に聞くことだと思う。ビールの世界はお互いに助け合うように出来ているんだ。足の引っ張り合いもないし、横で失敗するのをただ見ているなんてことも無い。そして、ちょっとしたリスクを恐れないように。僕もタンクの中身を、丸ごと駄目にしたことがあるんだよ(大笑)”

アメリカの自家醸造者達に、そしてこれから醸造者になろうという人達へのアドバイスをお願いします。

“まずは同じスタイルを何度も何度も、何度も醸造してみることだと思う。他のスタイルをいろいろ醸造するのも楽しいけれど、自分にはこれだと思えるスタイルを何度も醸造し、ちょっとずつ色々変えてみて、研究を重ねてみることかな”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は撮られるのが苦手なんだよなあと、テレ笑いのKazakoff氏。顔のニキビは修正しておいて!と最後まで笑わせてくれて、インタビューは終了。この楽しい雰囲気が、美味しいビールを造るのかも。夏のセゾンも楽しみです!

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ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。また次回のインタビューもお楽しみに。今度はどんな出会いがあるでしょう。

Beer Study Group では2014年春にお勧めのビールを準備中です(大変お待たせし申し訳ありません。出来るだけ美味しいビールをと、ついつい。。(^_^)あと少しで揃いますので、どうぞこちらもお楽しみに。

Iron Springs Pub and Brewery ヘッドブルワーChristian Kazakoff氏インタビュー その②

その①の続きです。

タンクの清掃も終わり、場所をパブに移して引き続き話を伺うことに。

Iron Springs Pub and Brewery のビールはグレートアメリカンビアフェスティバル、そしてワールドビアカップでも実績を残している(今年のワールドビアカップはカテゴリー76:オート ミールスタウトで金賞受賞)。しかしここは美味しいビールを造っているだけではない。環境問題、そして地域貢献という社会的活動もこなしている。

“まだまだ100%ではないけれど、常に努力をしているよ。コストや材料の入手といった面で難しい事のほうが多い。でも 努力、常に努力だね。チャレンジでもある”

醸造後のグレインは家畜の餌になることはもちろんのこと、併設パブで使われているものは全てリサイクル可能。調理に使われたサラダ油はなんと、配達に使われる車の燃料になるというから驚きである。

 

 

 

 

車は郡所有の救急車がリタイアするときに買い取った。近隣の修理工場にてサラダ油が燃料として使えるように改造。今ではブルワリーの顔として有名だが、フェスティバルのパレードなどから出演依頼があるそう。

 

 

 

地域貢献という意味で面白い取り組みは、Give Back Tuesday。毎週火曜日は、売り上げの10%が非営利団体に寄付される。これはブルワリーが主催するものもあれば、他薦の団体も可。主に市の教育団体や自然保護団体、子供のリトルリーグや高校の部活なんてものまで。仕組みは非常に簡単で、例えば地元の高校の部活が全国大会に出場するので、その寄付を募りたい場合。ブルワリーに申し出て許可をもらえば、後は皆でビールを飲みに行けばいいだけ。このGive Back Tuesday は年間平均150万円ほどの金額になるという。そしてこの企画を始めてから、パブの火曜日の売り上げが上がったというのも素晴らしい。まさにWin-Win 。火曜日に飲みに行けば、飲み過ぎても罪悪感をあまり感じなくて済みそうなのも嬉しいところ(^_^)

Iron Springs Pub and Brewery がある街は、商店が並ぶメイン通りの端から端まで30分もあれば歩けてしまう小さな街。住民の多くは何代にもわたって住み続けるファミリー層だ。パブはもちろん子供も大歓迎。ワンちゃんづれも大歓迎だ。

 

 

 

 

 

 

“クラフトビールブームだけれど、お客様層が変ったとはあまり感じないな。。コアなレギュラー層がいつも来てくれている感じだね”

初めてこのパブ&ブルワリーを訪れた時、バーに座ってメニューを眺めていると隣の初老の男性がこっそり耳打ちしてくれたのを思い出した。

“メニューにはまだ載ってないけどね。。今日はトリプルIPAがあるんだよ。それは絶対に飲んだほうがいいよ”

また今回のインタビューの最中も、カウンターに座ったお客様達は非常に協力的で親切だった。地元のクラフトビールが取材されているのをとても喜び、中にはついこの間日本へ行ってきたんだよ、と話を聞かせてくれた方も。

ビールを飲むお父さんの膝の上でキッズプレートを食べる子供と、テーブルの下でおこぼれを待ち受けるワンちゃん(犬は子供が食べ物をこぼすことをとても良く知っていますね)。きっとお父さんは子供が成人して、いっしょにカウンターへ座る日を楽しみにしているんだろう。

その③へ続く

 

 

Iron Springs Pub and Brewery ヘッドブルワーChristian Kazakoff氏インタビュー その①

インタビューの依頼を快く受けてくれたIron Springs Pub and Brewery. ヘッドブルワーの勤務時間は朝7時から3時-ish (大体3時の意)とのメールに、なんて健康的な生活だろうかと感心しつつ約束の時間に足を運ぶと、醸造所の奥から出てきたのは想像通りの壮健でがっちりとした長身の男性。握手の力もぐっと力強い。

“醸造の仕事の90%は清掃でね。ちょっとタンクを洗ってしまっていいかな”

案内されるまま奥へ入ると、ホースを片手に軽々とタンクへ。

 

 

 

 

 

 

 

“ひとつ造っては、清掃して、また造る。でもこの作業が好きなんだよ。機械でオートマチックに醸造されるビールなんてつまらないからね”

敏捷な動きで作業をこなしつつ、話を続けるブルワー。なんでも質問してと言ってくれるものの、お忙しいところに来てしまったかな?待ちましょうかと聞くと

“この仕事で磨かれるスキルはね、Multitasking(マルチタスキング。一度に複数の作業をこなすこと)なんだよ。だから、大丈夫。” とニッコリ。

なるほど。それでは遠慮なく話を進めることに。

ヘッドブルワーChristian Kanakoff 氏の前歴はとても興味深い。私はブルワー達に話を聞く機会を何度か得ているが、前職がシェフ、しかも本格的に学校で学んだ料理人というのは彼が初めてだった。何かを造り出す創造力という点で非常に役立っていると話す彼に、ビールのレシピを考えるときに合わせる料理について考えているかと聞くと、実はそれほど考えていないという。もちろん常にフードフレンドリーであることを念頭においてはいるが、彼がそれよりも重要視しているのは

“Stability. 確実に、安定した、同じ状態のビールを醸造すること”

シェフという経歴から食のうるさ型をイメージしていた私は、ちょっと肩透かしを食らったような気分だった。フードペアリングについて話を進めると彼の口から “チーム”という言葉が良く出てくる。ビールの新しいレシピも、フードペアリングも、ヘッドブルワーは “チーム”と呼ぶIron Springs Pub and Brewery の同僚達、バーテンダーであったりシェフであったり、醸造をいっしょにしている仲間達と意見を交換し決めていくそうだ。

 

 

 

 

 

 

“まずは季節を踏まえて、それからアイディアを出し合うんだ。お客様からアドバイスをもらうこともあるし、他とのコラボレーションもある。”

話していて気づいたのは、彼のチームに対する信頼。受け入れの柔軟さ。そして自分の仕事はビールの醸造だという、まっすぐにビールを見る目である。他のことはチームに任せればいい。自分の仕事は、皆のアイディアを元にきちんとビールを造り、それを安定して醸造し続けること。

“もちろんクラフトビアマーケットを調査して、現在のトレンドについて調べたり、他のブルワリーのビールを飲んで勉強するよ。まだまだIPA、DIPAのブームが続いているね”

ちなみにIron Springs Pub and Brewery の醸造しているビールの7割がIPA、ダブル、そしてトリプルIPAとのこと。

“でも夏はセゾンが出るよ!去年もチームと、醸造やフードペアリングについてミーティングをして、大いに楽しんだんだ。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Christian Kazakoff 氏は明るくユーモアがあり、インタビューは笑いが絶えることのない非常に楽しいものだった。きっとチームミーティングも同じように皆で楽しくワイワイやっているのだろう。

その②に続く。

日本旅行記その⑦最終回 スワンレイクビール

東京で楽しい夜を過ごした翌日、新幹線で新潟に向かいました。

目的地は、もちろんスワンレイクビール醸造所です!

いっしょに行ってくれた、新潟在住の友人Jくん。野菜もちゃんと食べないとね、とニラを投入した斬新なブレックファーストブリトーを作ってくれたり、読みたい本があるけど、まだトイレに行く気がしない、と座るのはトイレだけだったりと、彼について書くと果てしなく長いブログになりそうです。 そんな彼の仕事は小学校の先生。街を歩いていると “Jせんせ、こんにちはー”と小学生の元気な挨拶。新潟の子供達は礼儀正しくて、カワイイですね!^_^

さて、私達一行は新潟市内からバスで水原駅へ。そこからタクシーで醸造所まで行きました。バスで新潟市内から水原駅までは一時間ほど。水原駅からはタクシーでほんの10分程度です。

 

到着!すごいメダルの数です。

レストラン横のショップには、美人シリーズも!

さて、ここではレストランスワンレイク、そしてショップの方に非常に良くして頂きました。

実は、行った日がたまたま忙しい日だったのか(五十嵐邸では貸切で結婚式が挙げられていました)、ビールについて質問しても、皆さん首をかしげられるばかり。でもそんなことはどうでもいいと思えるほど、優しい、きめ細かなサービスがここにはありました。(そしてビールをたくさん買ってしまいました笑)

レストラン横で試飲をさせてくれたのですが、お水をグラスといっしょにポットごと持ってきてくれたり(←試飲にはお水は欠かせないですよね。有難かったです)。バスとタクシーで来た私達に気を使い、帰りの時間も調べて、タクシー会社に連絡をしてくれました。不案内な私達ですから、これはうれしかったです。また、遠くから来てくれたので、とお土産(*)をくださったのですが、これがスワンレイクビールの名前の入ったグッズではなかったところに、胸がきゅーんとしました。そこには、スワンレークビールの宣伝とかマニュアルとか、そういったものを一切抜いた、その店員さん自身の “何かしてあげたい!喜んで欲しい!” という優しい気持ちが感じられました。

ちょっと行きづらい場所にありますし、新潟駅近くでも、東京都内でもスワンレークビールが飲める場所はありますが、足を伸ばした甲斐がありました。沢山買ってしまったビールの中でも、木箱に入ったバーレイワインは大切にカリフォルニアまで持ち帰り、いつ開けようかワクワクしています。

(*)私達は箕面ビールの大ファンで、昔、醸造所を訪ねて箕面まで行ったらお休みだった、という間抜けな経験の持ち主です。昨年の訃報に接し、一度、お目にかかりたかった。。と悔やんでも悔やみきれない気持ちでしたが、最後に訪れた醸造所で、こんな素敵な笑顔に御挨拶することができました。素晴らしいプロジェクトに、感謝です!大切にアメリカへ持ち帰りました。

(最後に) ここまで全7回、日本旅行記をお読み頂きましてありがとうございました。

その① 城山ブルワリー 鹿児島の地で、鹿児島の食と
その② 富山で旧友と、そして新しい出会いに乾杯!
その③ 粟津温泉 法師
その④ 麦雑穀工房→ウォータリングホール→阿佐ヶ谷麦酒道場
その⑤ 木内酒造
その⑥ けやき広場→パンゲア→笑いに笑った濃厚な東京ナイト

沢山の方にお世話になり、また日本の皆様から沢山のパワーを頂きました!ビールは奥が深く、学べば学ぶほど、更なる深みが見え、がっかりしたり、逆にワクワクしたり。まだまだ先の長いビール道ですが、日本とアメリカ両方からパワーをもらい、がんばって進んで行きたいと思います。 本当に皆様、ありがとうございました。また日本で、カリフォルニアで、お目にかかれますこと、とても楽しみにしております!(^_^)

(おまけ)Beer Cats Tシャツがお気に入りのうちの猫。ビアキャッツが分かっているんでしょうか?

 

日本旅行記その⑥ けやき広場→パンゲア→笑いに笑った濃厚な東京ナイト!

木内酒造で沢山勉強させて頂いた翌日は、埼玉のけやき広場ビール祭りへ。

麦雑穀工房のひとしさんの後を子供のようにくっついて周る私達。(いつもお言葉に甘え、すみません。。。)お勧めのビールを教えて頂きつつ、日本の醸造者の皆様、そして今までメールやFacebookでやり取りさせて頂いていた方々にようやくお目にかかって御挨拶することが出来ました。これは本当にうれしかったです。皆さん、本当に初めて会った気がしませんでした。(でもサンクトガーレンのミキさんは想像(妄想かも)以上の美女でした)

皆様、お忙しい中、色々とお話を聞かせてくださり、本当にありがとうございました。とってもFantastic!(by 木曽路ビール加地工場長) な時間でした!^_^ 一気に行きたいブルワリーが日本中に増えてしまいました。次の日本旅行では。。なんて、もう考えてるんです。 また皆さんに御挨拶できる日を、とても楽しみにしています。

さて、次の目的にを目指して、会場を去ることにしますが。。あっ!あちらにいらっしゃるのは、もしかして!?ミーハーな私は鼻息荒く近づきましたよ! “すみませーん、いっしょに写真とってもいいですか?はい、チーズ、じゃなくて。。メタル!” Yay!

コエドブルワリーの醸造チーム主任 植竹さんと、有名ブロガーのだっちょさんです。(マイケルはビールを両手に持っていて、メタルのポーズがとれなくて悔しがっていましたが、植竹さん、ステキ!これをおでこにあてて、舌を出したりします。だっちょさんはデスメタルバンドのメンバーでもあるのです。かっこいい!)

次の目的地は、ずっと行きたいと願っていた憧れのブルーパブ、パンゲア

ブログのコメントで教えて頂いたり、貴重なご意見を頂いたり、私達にとっては、日本の先生のような存在の小畑さん。念願かなって、ようやくお邪魔することが出来ました。

日本のクラフトビールについてなど、私達の質問にとても分かり易く、丁寧に答えてくださいました。小畑さん醸造のビールを頂きながら、カウンターでお話を伺う贅沢な時間。次回は是非、勉強会に参加させて頂きたいです。

女の視点で恐縮ですが、このパンゲアさんの立地と、渋い色の木のカウンター、綺麗なグラス、しかもブルーパブというシブさは、本当にステキです。静かで、落ち着いていて、ヘンにオシャレ過ぎないところも好感度大。(行きつけの酒場がすっごくオシャレなパブという男性はなんとなくイヤ、という女心。私だけではないハズ)。勝手な想像ですが、こちらの常連というお客様は、素敵な方々が多いような気がします。

まだまだこれから勉強しなくてはならない事が沢山の私達。日本から遠く離れ、淋しいときもありますが、こうして日本に、暖かく迎えてくれるパブがあるというのは、なんとも心強いことです。 小畑さん、これからもどうぞよろしくお願い致します。

ちょうどグループのお客様が入店され、小畑さんを独占できる時間もここまで。パンゲアを出て、実は私達がとっても楽しみにしていた、あるお宅へお邪魔しました。

Beer Study Groupが始まってから、ずっとビールを買ってくださっているご夫妻のホームパーティ。ご夫妻のお友達と、可愛い飼い猫ちゃん達といっしょに、ビールと奥様お手製の美味しいお料理を頂きながら、楽しいおしゃべり。この夜がなぜタイトルの濃厚な東京ナイト なのかと言いますと

パーティにいた全員が面白すぎて、笑いすぎて死にそうになりました(←本当)

ビールって、こういう夜の為にあるんですよね。人と人を繋ぎ、陽気にし、笑って笑ってお腹が痛くなって、涙が滲んでしまう夜。

ご夫妻そしてご友人の皆様、人生の思い出となる素敵な夜をひとつ増やして頂きました。本当にありがとうございました。カリフォルニア合宿で命を獲られないよう、笑いの沸点を上げておきます!^_^

次回は日本旅行記最終回 新潟編です。

 

日本旅行記その⑤ 木内酒造

Ta-da!この盛り付けの美しさ、このバラエティ。

世界中のクラフトビール愛好家にとって、日本のクラフトビールとは?と問われれば、間違いなく名前が挙がる Hitachino Nest (常陸野ネスト)。茨城県にある木内酒造を訪れるこの日を、とても楽しみにしていました。

実は日本へ行く前から持っていたテーマとして、日本食とのフードペアリングがありました。ビールと食は切っても切り離せないものですが、日本食との融合というのは、日本のクラフトビールにとって、とても重要だと思っています。(その点でも、鹿児島の城山ブルワリーで学ばせて頂いたことはとても勉強になりました。)

お忙しい中時間をとってくださった木内酒造バイスプレジデントの木内さんに御挨拶し、同社経営のおそば屋さんな嘉屋(なかや)で昼食をご一緒させて頂いたのですが、テーマについてお聞きする前に、最初の一皿(上写真)であっさりと、常陸野ネストはその力を見せてくれた感があります。

二皿目は、蕎麦がきを揚げたもの。

3皿目のおそばは、かぼすを浮かべた、見た目も香りも器も、それは美しいものでした。

どれもこれも、香りに目を細め、思わず箸を手にとってしまう、そんなお料理と美味しいネストビール。和食との融合という問題はすでに軽々と超え、さらに先を走っているといった感じでしょうか。 お料理は見た目も良く、そして斬新なアイディアに満ちています。このセンスの良さに、脱帽でした。

昼食の後は酒蔵を見せていただき

 

ビールの醸造所も見学させて頂きました。

案内の方は、とても綺麗な英語で説明してくださいました。さすが!

 

 

 

 

 

 

醸造の方には “ああ、あのブログの。。ふふふ” と笑って頂き(笑って頂けると、本当にブログを書いていて良かった!と思います。)

 

 

 

水戸駅内の常陸野ネストタップルーム、(おそば屋さんとは全く雰囲気の違い、これまたとても素敵な) True Brewで試飲をさせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

今回お邪魔させて頂き、驚いたのは、木内酒造の “明るさ” でした。

おそば屋さんの人たちも、酒蔵の人たちも、ビールの醸造所の人たちも、みんなとても楽しそうなのです。楽しさ、優しさ、親切さ、明るさといった良いものに満ちているというか。。これは見学へ行ったことのある方には分かって頂けるのではないかと思います。

美味しい日本酒を造っている。ビールは世界ランク。今は更にその先を見つめ、前進している木内酒造。でも歴史の重さや気負いなどは一切感じさせない。従業員の方々の木内さんに対する接し方は非常に清清しい -遠慮や壁などは無いといっても過言ではないくらいの風通しのよさ。

私達はこの日、ビールについて、そして審判としての心得など、本当に、ここでしか出来ない勉強させて頂きました。

明日はメルボルンへ出張と言う木内さんの貴重なお時間を頂き、恐縮する私達に

“昔、アメリカで沢山の人にお世話になったから、そのお返し” と、最後は駅で見送ってくださいました。

今度は私達が、お返しをする番ですね。なので、もしこれを読んでくださっている皆様がいつかカリフォルニアへ遊びにいらして、私達がお目にかかることが出来たら、楽しく過ごして頂ける様に一生懸命がんばろうと思います。皆様が、もし楽しいと思ってくださったら、 “木内さんありがとう” なんです (^_^)

木内さん、本当にお世話になりました。今度はカリフォルニアで、お待ちしています!(あちこち連れ回しちゃいますので、ご覚悟を。。笑)

次回はけやき広場ビール祭り→パンゲア→笑いに笑った濃厚な東京ナイト(!?)です。